予約不要

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各御祈願

毎日受付

(4月第一日曜日の午前中を除く)

8:30受付開始(随時受付)
9:00御祈願開始
15:30受付終了

各御祈願につきましては、予約は必要ありません。寺務所受付にてお申込みください。御用意出来次第、お集りの皆様御一緒に本堂へお入りいただき御祈願いたします。

  • 御供養電話予約必要となります

TEL / FAX 0725-99-0358 電話でのお問い合わせは、8:3017:00 まで承ります。

阿弥陀寺 縁起

阿弥陀寺は今から千三百有余年前、人皇第四十五代聖武天皇の御妃光明皇后が御産を悩まれているときに、当時和泉の国の行基菩薩に皇后御安産のための秘法を修めよと(みことのり)を下されました。行基菩薩は、槇尾山の(ひつじさる)(西南)にあたる清水(きよず)の滝(清浄(きよず)の滝)において三七日の間、安産の秘法を修したところ、満願の日の旧歴二月十五日の夜明けごろ、滝頭の大桜樹の上に光明が現れ、あたりを照らし金色さんぜんたる阿弥陀如来が現れ、御安産を告げ知らせてくださいました。行基菩薩はこれを奈良の都に伝える為、滝の流れに沿って急がれておられたところ、この逢野(大野)の地にて、奈良の都より皇后の御安産を知らせる使者と会い、伝え知るところとなりました。これよりこの地を(あう)()(現在は訛りて大野(おおの))と呼ぶようになったと伝えられています。

天皇はこのあらたかな霊験に感激し、世の女性の安産を祈る為、行基菩薩に命じ影向の大桜樹を伐り、阿弥陀如来の尊像を刻ませました。また、この辺りの権力者であった藤原氏などに命じ大野の地にお堂を立てさせました。それより安産の守り仏として「おおののあみださん」と呼ばれ信仰を集めています。

特に四月第一日曜日の大般若法要には、各方面からの参拝者で終日賑わっています。

清水(きよず)の滝清浄(きよず)の滝)

清水の滝

阿弥陀寺のいわれにもある清水の滝は、側川渓谷の奥深き場所にあり、ここで行基菩薩が光明皇后さまの為に安産を祈られたと言い伝えられています。
現在、清水の滝を守る会の有志の皆様が令和7年3月の完成に向けて道路整備を行っています。

側川渓谷
人智開明の滝

阿弥陀寺安産祈願御詠歌

第一番安かれと祈る大野のあみだ佛
    慈悲の恵みにすがれもろ人
第二番みひかりをこの身にうけてやすやすと
    生ませたまへよみだのくりきで
第三番ありがたや千年のめぐみ今もなほ
    子安あみだの名もなつかしく

阿弥陀寺安産御礼御詠歌

第一番あなとうとみだのまもりでやすやすと
    わが子生まれし今日のうれしさ
第二番やすやすとうませたまへりあみだ佛
    なほすこやかに末まもりませ
第三番あなうれし生ませたまへるいとし子を
    めぐみそだて、慈悲にこたへん

和泉歌集(五巻十二号掲載)

父鬼の渓の春風あたたかし
    大野の阿弥陀梅盛りなり

外山 家人

外山 家人(とやま-かじん)

一八六四 ~ 一九三〇 明治 ~ 昭和時代前期の歌人。
元治(げんじ)元年二月生まれ。正岡子規をしたい、関西根岸短歌会に所属。三井甲之(こうし)主宰の「アカネ」に作品を発表したが、のち子規にならい写生風の歌をつくった。昭和五年七月死去。六十七歳。和泉(大阪府)出身。名は忠三。別号に霞人,水楽亭。

コトバンクより

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和泉市 大野山 子安 阿弥陀寺

〒594-1134 大阪府和泉市大野町118
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